パパの育児応援塾~実践編~ 交流会開催レポート

平成28年12月23日(金曜日・祝日) 13時30分〜16時30分

 当日の流れ
  −パパ会首謀者トークセッション「パパ会のリアル」
  −グループワーク「もしもパパ会を作るなら」
  −パパ’s絵本プロジェクト ライブ

◆  交流会「イキメンになろう!パパ友ネットワーク交流会」

 「パパの育児応援塾〜
実践編」の交流会が、12月23日に開催されました。
 今回は交流会ということで、和やかな雰囲気でスタート。家族連れでの参加がとても多く、20名を超える子供達も参加しました。

 最初のトークセッションでは、パパ会(地域のパパ友が集まってできた会)の首謀者たちがリアルな現状について語ります。
今回集まっていただいたのは、以下のメンバーです。それぞれに、結成のキッカケや活動内容について教えてもらいました。




 ★佐久間 修一さん (あだっちパパ 代表)
  結成のキッカケは、FJの理事(女性)に「足立区でパパの集まりを作って」と言われたこと。
  区施設である「ギャラクシティー」で、月一回絵本の読み聞かせを実施。

 ★五十嵐 丈敏さん (板橋パパネットワーク 代表)
  板橋にプレイパーク実現を願うパパたちが集って結成。
  板橋区の集会所、公園などで絵本の読み聞かせ、リトミックダンス、バルーンアート等を展開。

 ★堀込 泰三さん (秘密結社 主夫の友CEO)
  FJの代表に「主夫でなんかやってみろ」と言われて結成。
  政府が女性の管理職を3割にすることが目標なら、男性の3割を主夫にしようと企てている。
  活動は、入社説明会、“主夫志望男子”と“働き女子”のハッピーワークショップ、主夫の友アワード等。
 
 ★杉山 ジョージさん (しながわオヤジHD 事務局長)
  関わってきたパパ会は、それぞれ小学校や保育園から派生した団体や、NPO等。
  しながわオヤジHDは、区内の小学校20校のオヤジの会をつなぐ情報交換のための会。


 その後、パパ会のメリットについて「そもそもママと等しくパパも存在する」「他のパパたちもパパ友を求めている」「コミュニティーごとに目的がある」ことと、その解説がありました。
 
 コミュニティーは、小学校、中学校、保育園等の「地域系」であったり「NPO」であったり、今回のパパの育児応援塾のように「セミナー・イベント系」で集まった際に結成されるものがあったりと、それぞれに特徴があります。

 パパ会を運営する上では、「規約」も重要とのこと。「パパだけが楽しまない」「やりすぎない」「パパたちだけでなく他の方への配慮が必要」「自治体との連携も大事」等のアドバイスをいただきました。

 パパ会のリアルを学んだあとは、体験をしよう! ということで、次はいよいよワークショップです。パパ会を結成したと仮定し、「名前」「規約」「イベント・活動内容」についてグループ毎に考え発表します。早速アイデア出しがスタートしました。仮想とはいえ、パパ達はみんな本気で取り組みます!どんなアイデアが飛び出すのでしょうか。





 グループワークの進行中に、スペシャルゲストのパパ’s絵本プロジェクトの安藤さん、田中さんが音楽と絵本を組み合わせたライブを繰り広げました。
 さすが14年も活動されているだけあって、子供達の心をつかむのが早く、すぐに絵本の世界に引き込んでいきました。楽しい時間は、本当にあっという間。大盛り上がりでした!






  
 さて、みんなで考えた仮想パパ会の発表です。それぞれの名前と活動内容を紹介しましょう。

 ●iPaPa
   …「愛」「Eye(見守り)」「I(自分を大切に)」をコンセプトに、料理や「育児グッズ品評会」のアイデアも。

 ●集教法人「ママを楽にする会」
   …「ママたちの自由時間を作る」をコンセプトにノウハウや情報共有の会。

 ●親子エデュテイメントサークル
   …グローバル、つながりを視点にBBQなどを実施。日本語禁止タイムも。

 ●秘密結社「子どもを増やす会」
   …少子化対策にフォーカスした、講座などを展開する。

 
 皆さん短時間で考えたとは思えないほど、バリエーション豊かなパパ会が考え出されました。この4つのパパ会をママと子供達、そして特別審査委員の安藤さんによる審査で優秀賞を決定!

 第一位には、、、『iPaPa』が選ばれました!

 ママと子供達のニーズも分かったところでお時間となり、歓談の時間を延長して、惜しまれながら閉会となりました。




アンケート(一部)


<トークセッション>
 ・パパ会の失敗ポイントがよくわかりました。 (男性)

 ・色々な活動をされていることを直に聞くことができ、大変有益なトークセッションでした。(男性)

 ・トークがおもしろかった。パパ会の実情がそうだろうなぁという感じだった。(女性)
   
<絵本ライブ>
  ・初めての体験で楽しませていただきました!!(女性)

  ・ロックな絵本ライブでとてもおもしろかったです。
  子供が理解できるようになったらやってみたい。(男性)

  ・クオリティが高かったです!(女性)

<ワークショップ>
  ・自分の考えを伝え、他の方の意見を聞くことで、気になっていたことが解決し、改めて自分の考えがまとまった。(男性)

  ・普通では思いつかない考えが聞けてよかったです。(男性)

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